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運動器リハビリテーション

どのような疾患・障害を対象としているか?

 ①下肢関節疾患(変形性股関節症、変形性膝関節症など)
 ②肩関節疾患(腱板断裂、関節唇損傷など)
 ③脊椎疾患(頚髄症、脊柱管狭窄症など)
 ④四肢外傷
 ⑤頚髄・脊髄損傷
 ⑥スポーツ障害(前十字靱帯断裂、後十字靱帯断裂など)
 ⑦小児科全般
 ⑧新生児

治療の目的,目標,効果は?

 整形外科疾患術後や高エネルギー外傷後の患者さんに対して術後や発症後早期から積極的にリハビリを開始して、症状や障害を少しでも軽減出来るように、また短期間で歩行や日常生活動作の能力向上・自立を行えるようにサポートしています。短い入院期間でも患者さんが安心して転院または退院が行えるようにスタッフ一同心がけています。また、術後の身体活動量の低下や不動による廃用・不活動症候群をできる限り予防するように努めています。
 術後早期からリハビリを開始することで筋力・関節可動域・バランス能力・体力などの身体機能や日常生活動作能力の低下を出来る限り軽減し、早期社会復帰や自宅復帰が可能になります。
 また、発達の遅れがある子への発達支援、肺炎など呼吸器合併症に対する呼吸リハビリテーション、低出生体重児や基礎疾患がある子で発達リスクがあると予想される場合に、発達を促していけるよう早期からの環境調整や関わり方の指導なども行っています。

治療内容は?

 治療内容としては、①運動療法、②物理療法、③機械療法などを主に行っています。①運動療法は、柔軟性の改善や筋力強化、基礎体力の向上、姿勢保持やバランスの改善、移動能力の向上、協調性の改善、慢性痛の発現予防・軽減などを目的にして行います。②物理療法は、電気刺激や温熱刺激を利用して、主に疼痛や異常感覚を緩和することを目的として行います。③機械療法では、自転車、傾斜台など、機械の力源やシステムを利用した運動を行い基礎体力の向上、姿勢保持能力の向上などを目的として行っています。

対象疾患内訳

 ①下肢疾患(50%) ②脊髄損傷・四肢外傷(25%) ③脊椎疾患(20%)④肩疾患(5%) ほか

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