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寄附金依頼趣意書

 

謹啓

​ 時下、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素より長崎大学病院リハビリテーション部の運営に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。この度改めて寄附金制度を皆様にお知らせし、事情が許せば寄附にご協力頂きたくご連絡させていただきます。

 近年、医療と医学研究を取り巻く状況は、急速な高齢化の進行とともに目まぐるしく変化しています。2016年の長崎県の地域医療構想では、2025年度の医療需要を見越して、急性期病床と慢性期病床をそれぞれ46%と37%削減する一方で、回復期病棟と在宅医療を大幅に増加させる必要があるとされています。回復期医療と在宅医療において、リハビリテーションは中心的な役割を果たしますので、長崎県においてもその変化に急いで対応する必要があります。長崎大学病院リハビリテーション部では、これまで専門的で高度なリハビリテーション医療を実践するとともに、質の高い臨床教育を行ってきましたが、2017年より准教授ポストが新設され、さらなる質の向上を目指しています。

 ご存じのように医学部卒業後に行われる医師教育と医学研究には、医学部での学生教育と同様に多額の資金が必要です。学生教育は授業料と補助金で賄われますが、医師教育と医学研究のために大学から支給される資金はごくわずかであり、大部分は科研費などの競争的公的資金と寄附金によって賄われております。しかし、公的資金は国の厳しい財政事情もあり、年々縮小傾向にあり、現在の医師教育と医学研究には皆様からの寄附が必要不可欠となっています。

​ 以上のような状況をご理解いただき、事情が許せば寄附にご協力いただきたくお願い申し上げます。今回お願いする寄附は、医学教育の充実・発展および教育研究運営助成のための人件費、備品、旅費、その他必要な経費のために活用することを目的としています。個人からの寄附にかんしては“ふるさと納税”のような税制上の優遇処置があり、法人からの寄附については全額損金に参入可能です。寄附に関してご不明な点がございましたら、長崎大学病院リハビリテーション部 高畠(095-819-7258)または、長崎大学病院管理課寄附金担当者(095-819-7905)までご連絡をお願いいたします。

 なお、すでに寄附のお申し込みをいただいている場合は、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

敬白

長崎大学病院 リハビリテーション部

部長 尾﨑 誠

​准教授 高畠 英昭

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